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世界文明

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2014年1月 3日

紅白と日本の伝統

大晦日、珍しく「紅白」を見た。見たと言っても時々ちらちら見ては、やっぱり違和感があるなと思って、またテレビ東京の「年忘れにっぽんの歌」に切り替えていたのである。http://www.tv-tokyo.co.jp/toshiwasure/

テレビ東京の方は、昭和の流行歌を90曲もメドレーでやっていて、こちらの方が僕には面白かった。「おーい、中村くん」http://www.youtube.com/watch?v=KaSl7AALyq8とか「もしもしベンチでささやくお二人さん・・・ヤボな説教するんじゃないよ」http://www.youtube.com/watch?v=6wVAVAyB9oAとか「デーオー、イデデーオー」のバナナ・ボートhttp://www.youtube.com/watch?v=-SkwNkvzlMwとか、僕が小学生の頃よく歌っては笑われた歌の数々が、これも当時の歌手の本当に確かな技で歌われる。「紅白」のJ-Popはどれを聞いてもチャカチャカいっているだけに聞こえるが、こちらは味があった。時代の顔があった。

「紅白」はその年の話題を使い捨てぎみにフォローするようだが、「年忘れ」の方は日本の伝統として沈殿してきた曲の数々を蘇らせてくれる。

日本は戦後70年、後も見ず、流行を次から次へと脱ぎ替えて驀進してきたが、中国に抜かれて一段落もしたので、明治以来150年間溜めたものを、そろそろ伝統として昇華させてはどうだろう?

明治以後、西洋の音楽を取り入れて作曲されてきた「日本の名歌」や童謡の数々も、どうせ作り物だと思って軽視してきたが、今聞きなおして見ると気品もオリジナリティもあって素晴らしい。日本の伝統は明治以来、西洋の文物にずたずたにされたと思ってきたが、和洋が混ざったアイデンティティーをけっこうしっかりとこしらえ上げてきたのではないか?

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