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経済学

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2012年6月 3日

電力料金引き上げ通知 普通なら独占禁止法違反

東電が電力料金引き上げを一方的に通知してきた。民間企業なら、こんな無礼なやり方をするだろうか?

いちばん納得できないのは、その値上げの根拠。「燃料費等が上がったから費用が1兆円余計にかかる、ついては・・・」だと言うのだが、詳しい積算根拠は示されていない。需要者を幼児扱いしている。

それよりわからないのは、この数年で東電はずいぶん円高差益を稼いできたのではないか、円高で貯めこんだ分は料金下げという形で我々に還元されてきたのか、ということ。

ということで、これは「お上」意識丸出しの通知だと思う。国有化されて当然だ。

東電がこんなやり方で迫ってきても、代替の電力会社が僕の地元にはないからどうにもできないのだが(東電を集団訴訟でもすればいいのかもしれないが。精神的に損害を受けたとかなんとか言って)、J-パワーが磯子でやっている石炭発電の電力が余っていたらそちらに切り替えたい。

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