僕が外国から帰ってきて、しばらくは住宅購入勧誘の電話がしつこくかかってきたものだ。それが止んでしばらくするとなぜか、墓地購入勧誘の電話ばかり。こちらは００７ではないので（「００７は２度死ぬ」、テーマソングが最高。ボンド・ガールの浜美枝も）、そんなに何度も死なない。で、断ってばかりいたら、墓地勧誘もぱったりかかってこなくなってしまった。もうそろそろいなくなったと思っているのだろう。

で、今日墓参に行ってあらためて不思議に思った。ここの墓地、管理料を取るわけでもなし、どうやって維持費を得ているのかと。法事かな。

しかし、とふと気がついた。これからは墓地も高度成長の時代。何しろ高度成長を消費で支えた（生産で支えたのは僕たちの父親の世代）団塊世代がこれから墓地を購入、整備していくのだから。