Japan and World Trends [日本語] 日本では自分だけの殻にこもっているのが、一番心地いい。これが個人主義だと、我々は思っています。でも、日本には皆で議論するべきことがまだ沢山あります。そして日本、アジアの将来を、世界中の人々と話し合っていかなければなりません。このブログは、日本語、英語、中国語、ロシア語でディベートができる、世界で唯一のサイトです。世界中のオピニオン・メーカー達との議論をお楽しみください。
ChineseEnglishRussian

世界文明

Automatic Translation to English
Automatic Translation to English
2011年6月 9日

金融の専横はこの1世紀のこと

リーマン・ブラザーズの破綻のあと、また世界の金融バブルは膨れ上がり始めた。
「金融立国」という言葉が示すように、この頃の金融の跋扈ぶりはすさまじい。バブル形成とその崩壊の周期は、まるで瀕死の痙攣ででもあるかのように、間隔が狭まる一方である。

金融バブルとその崩壊は、欧州では既に17世紀から記録されている。新大陸から金銀が大量に流入した時代の話だ。だが金というモノの価値から切り離され、印刷機でいくらでも通貨が刷られるようになった現在、世界にあふれるドルの猛威は17世紀とは比べ物になるまい。

だがこれも、通貨をモノにもっとしっかり結び付けてしまえば、別の局面が訪れる。中世の欧州でもアジアでも、金融を生業とできないわけではなかった。だが、今のように法外な収入をもたらす業態はいかにもおかしいだろう。金融経済の跋扈は、世界歴史においてはほんの最近数十年のanomalyに属することではないのか?

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.japan-world-trends.com/cgi-bin/mtja/mt-tb.cgi/1728