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世界文明

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2013年11月13日

大災害について

フィリピンがすごい台風被害にあった。この頃暴風雨の規模が大きくなっていて、地球異変の様相だ。これは、人間というちっぽけな存在が出す炭酸ガスが原因だとは思わない。もっと太陽系のメカニズムに原因するものだろう。もともと、これまでの地球の居住環境が人間に好適な範囲に収まってきたのが幸運だったのだ。炭酸ガスを無暗に減らしても、効果はあるまい。別の方面に資金を使った方がいい。例えば、いざという時2,3日は住める地下シェルターを各戸に作るとか、暴風雨に強い送電網を構築するとか。

そうした体制が世界中でできるまでは、災難に会った人たちをすぐに救助にいけるようにしておかないと。今度のフィリピン台風でもそうだが、日本からも救助隊がもう駆けつけているし、自衛隊も行く。

こういうのは、各国の間で「救助競争」になりがちで、どの国の救助隊が一番に駆けつけたか、どの国がいくら資金を拠出したか、ニュースになる。アメリカも今回はCNNがほとんど四六時中、台風のニュースばかりだ(東日本大地震・津波の時もそうだった)。そこには、オバマ政権の対アジア姿勢の真剣度が疑われるようになってきた中で(オバマ大統領は10月初旬、アジア訪問をドタキャンした)、フィリピンが中国に引き寄せられてしまうのを防ごうという思惑もあるだろう。だが、それでもいいので、災害救助は必要だ。

(日本でも、大災害が起きたら、国内だけでなく世界中の人達を助けられる態勢が整えられている。この分野で、今いちばんしっかりした本はこれだろう。国連やJICAで実務を担当した錚々たる人たちが書いている)
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