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経済学

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2011年7月26日

真夏の昼下がり、電力需要は供給力の73%

今日もけっこう蒸し暑かったが、地下鉄の電光掲示板を眺めたら、14時台の電力需要ピーク時で、実際の使用料は供給能力の72.5%にしかなっていないことを示していた。

72.5%?! これでは電気がだぶついているということではないか。みんなもっと電気を使って電気代を払わないと。でないと東電がつぶれてしまう――むしろこういう状態ではないか。それとも今こそ電気の豊富な関東から電力不足気味の中部、関西に電力を融通するべき時?

もっともあまり電力を使うと、LNGの輸入を増やさなければならず、そうなると家庭用電気代は10%上がるのだと、今日の日経に書いてあった。でも、この「化石燃料に発電を依存すると、料金が上がる」というargument、積算根拠が違うのか、毎回違う数字が示される。それに10%電気代を余分に払うだけで、日本に安心して住み続けられるのだったら、それでいい。韓国は日本よりも化石燃料に発電を依存していながら、産業用の電気には補助金をつけて日本より安く供給している。日本でも、できないことではあるまい。

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