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政治学

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2017年7月31日

日本では、政府は昔から余所者

今、この時勢に鑑み、明治維新の勉強をしているが、モノの本には、当時政府が徴税にしても徴兵にしても、国民の協力を得られず往生する場面が何度もでてくる。

民と官の間に断絶があるのは日本だけではない。ロシアもそうだ。ロシアでは19世紀半ばまで、国民の90%以上を農奴として無権利のまま農村に縛り付けていたので、大衆とお偉方との間の距離感はすごいのだ。今でも両者は憎み合っている。

そして、明治維新の頃は日本でも、民にとって政府とか国家は異質の存在だった。農民は公儀に対して従順だが、それは別に支持を意味するものではない。余所者なのだ。

なんでこういうことを言うかというと、国民と政府の間に断絶があるのは、今でも同じなのではないかと思うから。国民にとって政府が余所者である国では、国防意識は出てこない。そういう国では、究極のところ、上に立つのがマッカーサーであろうが、毛沢東であろうが、自分の暮らしに響かなければ構わないのだ。

もっとも、この頃はボランティア精神が盛ん、と言うか、公共意識、社会の一員としての意識が青年層には高まっているから、そのうちには国防意識も高まって来るかも。

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