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2013年6月21日

プロ野球は統一球 自民党はインフレターゲット こっそりすげかえ

昨日、自民党が参院選の公約を発表した。「マニフェスト」という外来語がなくなってすっきりしたのはいいのだが、「?」と思うようなことを言っている。今後10年間の平均で名目GDPは3%程度、実質で2%程度の成長を目指すとしているのが「?」なのだ。

名目3%マイナス実質2%=1%がインフレ率に相当するのだが、これは昨年12月衆院選の時の自民党マニフェストがインフレ・ターゲット2%を掲げたのに比べると、実に半分になっている!

黒田日銀総裁の「異次元緩和」も、この2%を実現するために行われているのだが、日銀総裁に詰め腹を切らせてまで2%インフレ・ターゲットを押し付けた自民党が、選挙民の怒りを恐れてか(そりゃ、モノの値段が上がれば怒るヨ)、ターゲットを半分に落としてしまった。

市場がこれに気が付くと、円安の勢いが衰え、株価も落ちる可能性がある。黙っていよう。

でもこれは、プロ野球の「統一球」とやらの飛び距離がひそかに伸ばされていたのとよく似た性質の問題だ。この場合、コミッショナーに相当するのは自民党総裁の安倍さんなんだろうネ。こういう時はコミッショナーよりも、事務方を批判しよう。

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