2011年12月11日
中国語はなぜ難しい
言葉というのは、それを話している国に1年以上は暮らしてみないと、とても身につかないものだ。僕は中国語をもう7年もやっているが、まだほんの入り口。中でも難しいのはヒアリングだ。聞き流していればそのうち突然わかるようになると言うが、もう7年、その「突然」というのはやってこない。
中国語によくあるチンという発音は、chin、ching、jin、jing、zhin、zhing、qin、qingの8
通りあって、それぞれが4声に変化する。語尾を上げるか下げるか間違えただけで、中国人には全くわかってもらえない。
チャンも同じで、chan、chang、zhan、zhang、jian、jiang、qian、qiangの8通りが4声に変化する。
だからチン・チャンという単語が耳に入ってきても、それは8×4=32を二乗した1054通りの可能性があるので、これではとても、とても。没弁法。
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