Japan and World Trends [日本語] 日本では自分だけの殻にこもっているのが、一番心地いい。これが個人主義だと、我々は思っています。でも、日本には皆で議論するべきことがまだ沢山あります。そして日本、アジアの将来を、世界中の人々と話し合っていかなければなりません。このブログは、日本語、英語、中国語、ロシア語でディベートができる、世界で唯一のサイトです。世界中のオピニオン・メーカー達との議論をお楽しみください。
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2010年4月23日

ウズベキスタンの方がグローバル

今日は朝からウズベキスタンへの投資誘致のセミナーに出た。ニューオータニの、地平線が見えるかと思うほど大きな部屋がかなりいっぱいになったので、300人ほどの日本人聴衆がいたかと思う。でもそれがみんな黒のスーツを着ている。異様だ。
ピーコック革命とかいう言葉が今から20年ほど前にもてはやされて、男もいろいろな色と意匠のスーツを着るのが良し、とされた時代もあったのに。どうしてこう、まるで退歩したかのように画一化するのか? どうして自分で選択の自由を放棄するのか?

ウズベク側のスピーチは、以前と変わらず退屈な原稿を読み上げるタイプももちろんあったが、新しい芽ももちろん育っている。中でも満場の拍手を浴びたのは、国家資産委員会の議長代行が若干30何歳かの若者で、そして彼が日本留学の経験を生かしてスピーチを全部みごとな日本語でやった時だ。それも空疎な美辞を並べたものではない。「ウズベクではどのような国有財産が、今いくらで外国企業に売りだされているか」を具体的に紹介していったのだ。
こちらの方がよほどグローバル、よほど自由だ。

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