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2018年11月 5日

日本人は多民族社会に耐えられるのか

米国から帰ってきたばかり。今の米国の都市では、「純正白人」を見かけることが少ない程、多民族化が進行している。誰がどういう考え方をしているのかわからない、四六時中外国で生活しているかの社会はものすごい緊張を人間にもたらす。その上、米国の都市のインフラは荒れているから、comfortがない。

今では、米国人が日本に来ると「ほっとする」と言っている。それは、日本が単一に近い民族の社会だし、地下鉄など公共インフラがしっかりして、気遣いが行き届いているからだ。

反面、日本の会社や組織では、50年来変わらない形式主義、つまりおぜん立ての整っている会議とか、議長に発言メモが事前に渡されている諮問会議などがはびこっていて、何とも息がつまるところもあるのだが。つまり日本人は仲間内だけの社会でないと、やっていけない

そういったところ、全く反省するところもなしに、外国人労働者への入国許可枠拡大が進もうとしている。多分、これについては派遣国の方でも、そして受け入れの日本の方でも、多数の利権が蠢いているはずだ。例えばベトナムでは妙な団体が大変な金を一人当たり巻き上げた上で、日本に派遣しているようだ。そして日本では、同じくいろいろな団体・組織が蠢いて、外国人労働者受け入れから利益を吸い取ろうとする。そしてそこに国会議員などが入り込み、役人に圧力をかけては受け入れ枠を獲得し、そういった団体から報酬を得ていることだろう。

こうしたことは、皆が見かけたら明るみに出して、日本が無軌道な多民族化に走らないよう圧力を政府、そして司直にかけていくべきだ。多民族社会に耐えられないことでは、日本人は世界でもたぶん筆頭の方だろうから。

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