Japan and World Trends [日本語] 日本では自分だけの殻にこもっているのが、一番心地いい。これが個人主義だと、我々は思っています。でも、日本には皆で議論するべきことがまだ沢山あります。そして日本、アジアの将来を、世界中の人々と話し合っていかなければなりません。このブログは、日本語、英語、中国語、ロシア語でディベートができる、世界で唯一のサイトです。世界中のオピニオン・メーカー達との議論をお楽しみください。
ChineseEnglishRussian

言いたい放題

Automatic Translation to English
Automatic Translation to English
2015年7月24日

中国 韓国での 反日 の歩留まり

この頃は下火になってきたが、この数年駅のキオスクに並んでいるイエロー・ペーパーのタイトルを見ていると、中国人は全員が反日、韓国でも朴大統領を先頭に、日夜反日で燃えているように見える。

日本の読者はこんな単純な見方を信じているのかと思って、この前講演に行ったある成人学級で聞いてみた。「中国人が毎日、日本憎しの思いで煮えたぎっていると思われる方」は聴衆200名くらいのうち・・・・・・・・・ゼロ、「韓国では朴大統領一人が異常なほどの反日だからああなっていると思われる方」は聴衆200名くらいのうち・・・・・・・・一名。

まあこんな感じで、イエロー・ペーパーは買われていない、あるいは信用されていないのだ。みんな健全なんだよね。

反日もそうだけど、安保法案をめぐる議論を見ていると、まるで幕末の攘夷と佐幕だ。戦後延々と続いてきた、反米か親米かにわかれて、相手を非国民扱いする癖がまた頭をもたげている。もう戦後70年も経ったのに。よほど敗戦で鬱屈しているのだ。
幸い、明治の刀狩で、赤坂に行っても新選組か何かに切り捨てられる心配はなくなったが、随分現実離れした不毛なイデオロギー的な争いをやっているのでないか。あの幕末の時も、攘夷を掲げていた連中の本当の目的は倒幕で、政権を取った途端、開国路線に衣替えした。
反日にしても、安保法案にしても、現実に即した議論をしていきたい。

コメントを投稿





トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.japan-world-trends.com/cgi-bin/mtja/mt-tb.cgi/3044