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2013年3月21日

中国との合弁契約が切れる時、中国は社会主義へ回帰?

中国の輸出の半分は、外資系企業が行っている。そして外資系自動車企業は中国の企業との合弁を義務付けられてきた。このうち初期に進出したものでは、合弁契約の期限がそろそろ切れてくるはずだ。その後、外資系企業はどうするのだろう? 中国側は、「車の作り方はわかった。お前はもういい」と言ってくるのではないか? 利益を100%、自分のものにしたいだろう。さりとて、外国企業が100%所有の子会社を作ることは、地元当局が認めないだろう。地元当局は外資系企業から自立させた子飼いの企業を大事に保護したいだろうから。
外資が手を引けば、中国国産自動車の技術水準は伸びを止めるだろう。地方当局は地方毎に保護主義を敷き、利益は投資よりも分配の方に回すだろうから。フォルクスワーゲンのパサートはもう30年も前のモデルが未だに中国で生産されている。それと同じようになっていくのだ。
中国を普通の市場経済国と同じに考えてはいけない。計画経済ではないが、共産党官僚が企業経営を直接手掛け、企業家としてではなく、党官僚として出世の道を歩んでいく、つまり企業をビジネスの論理で動かすのではなく、役人のやり方で動かすのだ、という違いをよく心得ておかないと。

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