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街角での雑想

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2007年2月14日

国際結婚も様変わり

国際結婚という言葉。もう古いのではないか? ただ何となく人種が違うーーーそんな感じになってきたかもしれない。少なくとも東京では、「国際カップル」をもう当たり前のようにして、誰も振り向いても見ない。
で、都心からずいぶん遠いわがひばりヶ丘の駅前でも、スーパーなどで白人の男性、日本人の女性というカップルを時々見かける。それも、1カップルを何回も見るというのではなく、いくつもそういうカップルがこのあたりに住んでいるのだ。
そして、この頃は白人男性の方がなぜか日本語を当たり前のようにしてしゃべっていて、女性も英語を使ったりなどしない。
アメリカでは、日本人女性が結婚相手として昔から高く評価されていた。賢くて働き者で、その割りに男性を大事にしてくれる、ということなのだ。だから、当然のように日本人女性が英語をしゃべっていたものだ。たとえ、日本に暮らしていても。
それがーーーこれも時代なんでしょうね。日本というブランドの地位がそこまで上がってきたということ。そして、日本女性がそこまで強い自意識を持つようになってきたということ。
いいことだと思う。

コメント

投稿者: 勝又 俊介 | 2007年2月15日 15:08

私個人にとってみれば、「国際結婚」というのはまだまだハードルの高い言葉ではありますが、私の周囲でも、国際結婚(もしくは国際
交際!?)の例は多々ありますし、皆さん円満に、そしていたって自然に結婚生活を送っていらっしゃる姿を見ると、「国際結婚ならではの
ハードルなどというものは、実際にはないのだろうな・・・」との思いが強くなります。
海外に行きますと、むしろごく当たり前の事象だったりもしますし、「国際」が指す意味が、決して国境のことだけでなく、民族や地域の観点も入ってくるとするならば、国際結婚の定義そのものも、よく分からなくなってきます。
いずれにしろ、この言葉には、すごく「日本的な響き」がいたします。

若い人の抵抗感はなかったとしても、問題は、それを受け入れる「親」の心持ちなのかもしれません。
中国に関わることが多い私の経験から申し上げると、「日本-中国」間の国際結婚は、他の国際結婚よりも、相対的に「親・親戚」などに
おけるハードルが高くなってしまっているかと思います。
多くが誤解だったりするとはいえ、「日本人が嫌いな中国人」「中国人が嫌いな日本人」は、けっこういますので。
実際に、両親どうしがあってみると、意外にあっさりうちとけあったりするものなのですが、そこにこぎつけるまでのプロセスは、なかなか大変なものがあるようです。
当人たちにしてみても、「子供の幸せを第一に願う」親心が分かるからこそ、心労が募ってしまうんですよね。

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