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街角での雑想

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2009年9月26日

なにが出産奨励政策だ 保育園さえないじゃないか!

日本は少子化だ、少子化だと騒いで、担当大臣までこしらえたおかげかどうか知らないが(たぶん、女性の就職難のせいだろうけど)、この頃出生率は上がっている。身の回りを見ると、赤ん坊がにわかに増えたことに気がつくだろう。

やはり一つの民族はそんなに簡単にはなくならないよな、と思っていたら、憤然とするような事実に突き当たった。保育園がどこもいっぱいで、母親たちは働きに出たくても出られないでいる、というのだ。
あきれてしまう。出産を奨励していながら、保育園、幼稚園増設はしてなかったということか?
なぜ? いったいどうして? これは本当に役人が悪いんだろう。担当省(保育園が厚生労働省、幼稚園が文科省に所掌が分かれて、角突き合わせているらしい)と財務省の。

いや、「政治家主導」の世の中だから、国会の厚生労働委員会にいた議員たちの責任なのだ。一体全体、彼らは、女性は家庭にいればいいのだという前世紀、いや前前世紀の規範をいまだに信奉しているのか? 今回、選挙で受かった議員たちはこの件について何を考え、何をやろうとしているか、聞かせてほしいな。

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