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街角での雑想

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2018年8月 5日

水戸黄門祭り

昨日、水戸に行ってきた。幕末の尊皇攘夷のイデオロギー、発祥の地は水戸なのだが、そのわりには維新の時にはもう影が薄かったな、なぜだろうと思って、実感を得るために行ったのだ。タクシーに乗って県立歴史館に行こうとすると、運転手が「コーモン祭りを見に来たのか?」と聞いてくる。「何それ?」と聞きなおして、運転手に嫌な顔をされた。

聞くと水戸黄門祭りのことで、大名行列とかいろいろあると言うのだが、そんなことどこでもやっていることだしと思って、歴史館、偕楽園を見て、バスがなかなか来ないので炎天下、歩いて水戸駅に向かった。

すると後からバスがやってきたのだが、渋滞で、歩道を歩く僕と抜きつ抜かれつ。その先の大通りが黄門祭りのカーニバルで車止めとなり、迂回の車で大渋滞が発生していたのだ。

そこではからずも、黄門祭りのカーニバルをとっぷりと見る破目になったのだが、これが良かったhttps://www.youtube.com/watch?v=xJipjhk9js0。大学とか企業とか、組織ごとに若者が中心になって歌いながら(水戸音頭か何か。とても祭りの雰囲気に合っていた)、踊って練り歩く。大通りは1.5キロほどこのカーニバルの行列(往復)で埋まった。

老齢化や人口減少で気息奄々の日本に、こんなに沢山の若者がいたなんて。底抜けのエネルギーと明るさに、大いに感激して帰ってきた。

で、尊皇攘夷は? それはまた別の時に。それにしても徳川斉昭=烈公という、すさまじきばかりの指導者のマグニチュードを実感した。

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