2017年3月21日
宅配便の人手不足を救う道
宅配便がアマゾンなどの貨物増加で、運転手の負担が激増。困難に直面している。
注文主の自宅に届けるというやり方を変えないと、もうもたないだろう。自宅にいないことが多い現代人にとっては不便だし、自宅を事務所代わりに仕事をしている僕のような者にとっては、仕事たけなわの時に玄関に呼び出されるのはかなわない。
書籍を注文するときには、「本屋クラブ」というサイトがあってhttp://www.honyaclub.com/shop/default.aspx、ここで書籍を注文すると、近所の行きつけの本屋など、自分の指定した場所に本を届けてくれる。自分で時間のある、気の向いた時に、ここに取りに行けばいいし、その本屋のポイントもつくという、嬉しいシステムなのだ。
同じことを、食品ならコンビニとか、近所の店に届けておいてくれるシステムを広げれば、宅配便の負担はぐっと減るだろう。新聞の配送所など、最近実入りが減って困っているだろうところも、このネットワークの中に入れることができるのでは?
人手不足の時代には、顧客の自宅を配送先とするのは絞って、配送先の集約化をするべきだし、電話にいつまでも依存するのはやめて、電子メールでの連絡で十分とする文化を作っていくべきだろう。過剰サービスを整理して、もっとすっきりしたい。
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