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街角での雑想

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2014年6月28日

東京オリンピック 巨大競技場が神宮の緑を伐り倒す

東京オリンピックのため、神宮に新設される国立競技場(東京オリンピックのために作られた現在の国立競技場は取り壊される)。イランの女性建築家のデザインで、僕はその流麗さにほれぼれとしていたのだが、この頃反対論が盛り上がっている。「大きすぎて、神宮の緑がなくなってしまう(神宮の絵画館前の景観、銀杏並木もなくなる?)」、「大きすぎて、オリンピックの後は赤字の垂れ流しとなる」ということのようだ。そして元はと言えば、デザイン・設計コンペの過程が不透明だったと言うのだが・・・

今のところ、反対論は建築家達が中心になったもので、どの政党にも利用されていない。何が問題になっているのかは、日本建築界の大御所、槇 文彦氏の出した「新国立競技場、何が問題か」に詳しい。

僕もだんだん、その気になってきた。「オリンピックなんか、決まったんだろ。あとはやってくれたらいいじゃん。景気良くなりゃ、めっけもの」という無責任気分だったが、「2回目の東京オリンピックだ。今回は市民参加、市民手作りで楽しんだらいいじゃん」という気持ちになりつつある。

で、7月5日午後、現在の国立競技場の周りを手をつないでぐるりと囲み、意思表示をしようという催しがある。
http://kokuritsu.sakura.ne.jp/手始めに、これにででも行ってみようかと思う。天気が良ければ、テニスの方に行ってしまうかもしれないが。

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