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街角での雑想

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2010年7月22日

富山紀行 No.5 知られざる観光の玉手箱

着いたその日に、立山に行ってきた。富山はなんと黒部ダム観光の出発点なのだそうで(これまでは大町の方しか知らなかった)、まず電車で立山、次にケーブルカー、バスなどを乗り継いで黒部に至る。その電車がなんと懐かしい、「昭和45年 西武所沢車両工場製」。僕の地元だ。まだ新しい感じ。登山電車仕様だから、多分秩父の方の路線を走っていたのだろう。中学の頃から世話になっている「所沢車両工場」に、この富山でまためぐりあうとは。

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(立山行きの電車は懐かしい所沢工場製造)

今回はケーブルカーの終点でとんぼ返り。このあたり、冬は積雪15メートル、気温零下40度にもなるそうだ。ケーブルカーの駅での表示はハングルと中国語だけで英語がない。その代わりケーブルカー車内の字幕説明は日本語と英語だけ。英語の方が日本語より2倍も長いのは、日本語の特性で、これだけはっきり見せられるとどこやらおかしい。

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(15メートルの積雪の実感。ポスターを撮影)

富山県は観光の宝庫である。日本人だけでなく、これからは中国、韓国、台湾などからの観光客を飛躍的に増やせるところだ。金沢から入って能登、冨山、立山、佐渡、新潟、喜多方、会津、福島、東京とでも回るツアーを開発したら、自然美、グルメ、温泉、海、山、そして最後に買い物をたんと味わえるドリーム・コースができるだろう。そのためには、古い廻船問屋の街岩瀬には、夜イルミネーションでもするなど、もう少し色気をつけてほしい。北前船のゆかりなら、あの函館の夜景の演出ぶりを少しまねてみたらどうかと思う。

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