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世界はこう変わる

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2018年1月 4日

米国は軍政化しているのか 

ローマ帝国の後半は、軍部に実権を握られて、政治、外交は大いに乱れた。
今の米国でも、トランプ政権が、人材面で現役軍人への依存度を高めている。それは、文官の中でトランプ支持者が少ないためでもあるが、権威主義的手法で行政を行おうとするトランプ自身の性向に見合ったものでもある。
国家安全保障問題担当大統領補佐官(マクマスター)が現役軍人であるのは30年ぶりのことであるし、国防相(マティス)に至っては現役軍人の就任は法律で認められていない(例外は1950年、ジョージ・マーシャルが現役軍人でありながら、特別立法で国防相に就任した時のみ )。
昨年7月28日には大統領首席補佐官までが、軍人(但し退役)のジョン・ケリーになった。1973年アレクサンダー・ヘイグがウォーターゲート疑獄で揺れるニクソン政権の首席補佐官となって以来のことである(同人は現役軍人であった)。

そして一部の調査によれば 、青年は選挙、議会等の民主主義の装置よりも、「強い指導者」による一元的な統治-軍人支配であっても構わない―を支持する者が増えている(現在30%程度。政府よりも「専門家」による統治を求める者は約50%。このような傾向は、他の先進国でも同様の由)。

民主主義の老舗、米国で、権威主義的政治が進行しつつあるわけだが、それは多民族化が進行し、格差が増大する社会の宿命なのであろうか。それとも、いつかの時点で揺り戻しが起きるのだろうか。)
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