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世界はこう変わる

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2017年5月18日

国家というものはもう古い 誰のためにまだ存在しているのか

今の「国民国家」というやつ。17世紀、この国家形態が次第に姿を現してきた頃の欧州は、領土の奪い合い、植民地の奪い合いの真っただ中。当時、大軍を維持できる資力を持つのは国王だけになっていって、封建領主は家臣化し、国王が(英国では後に議会)国内を中央集権化して、税を取り、徴兵し、経済を囲って、現在の「国民国家」を作り上げたのだ。つまり国民国家は戦争をするカネ、そして兵士を強制的に集めるためのマシーンのようなもの、国民国家は戦争マシーンだったのだ。

ところが、米国はとっくに徴兵制をやめているし、ドイツも2011年には徴兵制を「停止」した。そこでは国家は、国民から税を搾り取るより、社会保障を配分することに汲々としている。米国の上層階級にとってみれば、税金を取られるだけで、こんな面白くないことはない。

そこで彼らは財政をできるだけ切り詰めようとする。財政支出を膨らませるオバマ・ケアなどには金輪際反対だ。そして、はっきり言って、社会保障をやるだけの政府ならもうない方がいいので、反政府のアナキズムに走る。

これが米国共和党の「茶会」系、そしてバノン戦略問題特別補佐官などなのだ。意図的な国家解体派。面白い。

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